んで、帰り
9時起床、、頭が少し痛いけどきっと気のせいだと自分に言い聞かせて、ホテルを出る。今日の予定に少し時間に余裕があったので、北区のコーチャンフォーに行く。何だかオープンしてそんなに年月が経っていないらしく、カーナビが役立たずで少し迷って、何故か裏口から進入した。北見の東方面の国道沿いにも出来るという噂があるこのお店。半分が雑貨屋で半分が本屋の面白い組み合わせの店内を一時間ほど徘徊。本をたくさん買ってしまった。大好きな雑貨もいっぱいあって、面白かった。早く北見にも出来て欲しいとか思ったり。
もう少し見たかったけど、又今度と言う事で札樽自動車道に乗り、砂川に行く。砂川駅前の自分的に一番のラーメン屋さんに寄った。ここは自分のレースのコースがある街で、平成3年から17年通っているこのラーメン屋さん。カウンターのみ8席、一流職人独特の眼光が鋭い目のおっかないかあさんが一人で切り盛りしていて、無愛想で店はお世辞にもキレイとは言えず、メニューも塩・味噌・醤油の三種類しかなく、週二回定休日はあるわ、営業時間は昼頃から15時頃までという強気の体制なのに、まぁ、、いつ行っても行列でビックリ。
「お~、あんた、、まだ生きていたんだ。」
「うるせぇ~、くそばばあ、、そっちこそ、まだ死んでなかったんだ」
いつの日からかこの挨拶で始まるのが、フツーの2人の関係。行列のお客さんは、目を丸くしてどん引きだが、別にいつもの挨拶なので何も思わない。だがそんなかあさんに一度だけ本気で怒られた事がある。それは確か通い始めて10年目くらいだったか・・・初めてかあさんが自分に話しかけてきた。
「あんた、どこから来てるの?」
「ハイ、北見です。」
「ふぅ~ん、、遠いところからご苦労さんだね」
「いや~~、、北見に大したおいしいラーメン屋さんもないし・・・」
と言った瞬間だった。
「あんた!素人のクセに生意気な事を言うんじゃない!人様が作ったものを、おいしくないとは何様?あんたの好みに合わないだけで、おいしいと思う人もいるでしょ、少なくても「自分の口には合いません。」といいなさい!」10年通って初めて交わした言葉がこれだった。しかし本当にそうと思った。自分も工務店の端くれで物を作る仕事に従事しているわけで、素人に、「○○ホームのお家きらーい」とか「○○工務店のお家安っぽーーい」とか耳にすると、どんなお家だって苦労して作られているわけだし、建築基準法や、予算や、お施主様の好みとか、素人にはわからない色々な事情があるわけで、「自分の好みとは合わない」というのはわかるけど、それ以上の話を聞くと確かにいい気分はしない。まぁ、そんなこんなで、すっかりこのかあさんのファンになってしまい、現在に至っている。いわば自分の「師匠」と言っても過言ではない。
まぁ、、この話長くなるのでこのへんで、、、ホント、、悔しいけどおいしかった。
帰りに北菓楼で「おかき」を買って、5年前に立てた滝川市のお家に寄って若干の修理。大量の雪融け時期になると玄関上の屋根の融けた雪が、壁をつたって窓の真ん中を流れ、サッシのゴムパッキンの隙間を乗り越えて、室内に侵入する事があるため、サッシの上に専用のひさしをつけたりなど、、多分これで大丈夫の予定。しばらくぶりに行ったので、積もり積もった話とかして、北見に戻る。
20時帰宅、シュークリーム食べながら、インターネットしながら、買ってきた本を読みながら、テレビはお笑いの人達がたくさん登場したコンビニのドラマを見る。出演の中村ゆりさんが、凄く可愛いとか思ったり。あ~、、少し疲れたような気がするけど、きっと気のせいだ。。