かわいいパッチワーク住宅
2011年4月30日完成。築14年。
震災後真っただ中に建てた家。
何故か赤で囲った部分にアートパレの仕上げ材が浮いていて(見た目的には少し浮いていて中々気が付かない程度)補修中。
このようなケースは経験がなく、「なぜだ?」と考えるもわからない。
左官屋の社長は北面の外壁に雪を高く積んでるとなる場合があると言うが、お客さんは積んでいないというし、そもそも落雪もしないし、当然嘘なんて絶対言うわけない。
以前2003年に初めてアートパレを施工し始めた年の冬の工事で、防寒養生をしっかり施しジェットヒーターをガンガン焚いてやった現場で、翌年の春に北側の外壁の地面から1.5メートル程度がブチブチに剥がれた経験がある。
ま、当然全部剥がしてやり直しをしたので問題は解決したが、懲りたのでその後の施工では冬期間は下塗りで施工を中断し、足場を外して一旦お客さんに引き渡しをしてしまい、暖かくなってから、もう一度足場を掛けて仕上げるという気の遠くなるような施工に切り替えた。
今回のケースは症状は似ているが、どう考えても範囲が狭い。。
おまけに3年前に、屋根の葺き替えと外壁は全面足場をかけて点検補修している。
当時僕自身が点検補修したので間違いなく何ともなかった・・
大体補修箇所もマジ微々たるものだった。
と言う事で原因特定できないので、とりあえず写真のように北側全面の外壁の下から1メートル程度を剥がす。
やっぱ全然剥がれず不具合部分以外はサンダーで無理やり剥ぎ取る羽目に(笑)
シーラー(モルタルと仕上げ材を密着させるもの)を塗布し丸一日乾燥させて元に戻す。
アートパレは万一の際にも補修が効くのが強み。
ま、色は最初は綺麗だけど3年もすれば汚れてなじむ。
真っ黒倉庫鉄板やサイディングなら14年も経ってしまえば直そうにも直せない。
直したくてもモデルチェンジでモノがない。最近だと吸収合併でメーカー自体無くなっているケースも。
そう、修理してもパッチワークみたいにかわいい継ぎ接ぎ住宅になるんです。
それにしても原因が・・・
と言う事で14年前にワープして闇を暴く。。。、、
「もしかして、、、これかっ!」
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