財布を落としただけなのに。。
午前7時の旭川駅。
毎年来ている「旭川デザインウィーク」に来ました。
8時に旭川空港に横浜の工務店の社長を迎えに行って3日間お勉強します。
が、、
全部奢ってくれるはずの予定が・・・
羽田空港に来る途中の電車で財布を落としたことに、旭川空港で気が付いて無一文だと(笑)
クレカに健康保険証そして現金10万。
ま、一流社長にとっては大した額では無いが3日間全部ニートの僕が奢る罰ゲームになるという・・・
2009年に知り合い、自分が師匠と勝手に言って15年。今年で最後の仕事をしていた。外にあった材は全てなくなっていて、今まで製品には使っていなかった黒檀や紫檀など希少材で最後の製品を作ってました。81歳。午前中だけ働いて未だサラリーマンの最低2倍以上は稼ぐスーパー老人。旭川の一等地にあった自宅は最近売却し賃貸に住み、この元自宅兼工場も来年の今頃は更地になっている。人生の最後を綺麗に終わらせる事ってなかなかできなよなぁ。見習うことしか無いわ。
40歳で家具メーカーの下請けを一切辞めて、自分の製品を作り始め売れない事、20年(笑)
60歳で天皇陛下の目に留まりバズり、そこからは快進撃の20年「20年売れなかったのは俺のせいではない。世間のほうが見る目が無い」という(笑)
「紫綬褒章は確実ですね」のという問いに・・
「そんなものに興味はない。自己満足が出来ればそれが一番」と。
で、三浦さんに別れを告げ、cosineへ。メープルとウォールナットの無垢にこだわり続けていたが、ついに大きく方向転換して色物を全面に出してきた。レッドにブルーグレーにミントグリーンとメープルやウォールナットを組み合わせる展開に。
なんかエボのショールームと同じじゃん。
デザインならエボの方が先行っている気が・・・(笑)
おまけに新製品の花台にはエボの十八番のモイス敷いてるし。
カッコいいテレビ台見つけた。東10号クラフトという工房らしい。
意外と安い。その他テーブルやソファやチェアーを見たが、木材不足が相当深刻な模様。
ダイニングテーブルとか厚み30ミリなんてどのメーカーも出していない。25ミリ前後という薄さで、逆に価格は高くなっている。
その後は世界のカンディハウスの工場見学して退散。
17時大黒屋へ。16時30分オープンだが、17時で既に大行列。
動画は18時お腹いっぱいで店から出てきたところ。向かいの別棟の待合室も溢れ、いつ食えるんかという状況だった。
一文無しの横浜社長は喜んで食べていた。。。
長い夜は続く・・・