あたり前だと思うなよ。

たまごの時間は一時中断、、なんだか知らないけどやることがいっぱい溜まっている。
現在セクトで施工している現場の建具やキッチンなどの製作や、次に建てる市内超好立地のemieの設計(2棟)、高級リビングテーブルの製作、、、自由になろうと人気絶頂のまま建築から撤退したのに何だか自由じゃなくて若干イライラする笑。人生は予定通りいかないものだ・・・

結構重たい雪が降りました。ということで排雪や除雪の依頼が結構きました。いつもお願いされてるところを優先に作業したため、お断りしてしまった方、本当に申し訳ないです。無理のない程度にしか年寄りなのでできません。もう今年はそんなに降らないでしょうから最後の除雪かと思います。

除雪の最中にエボで建てたオーナーから連絡。自宅を建てた後に収益物件も建ててくれた人で、利回り10%以上の優良物件。僕の建てる賃貸は1階が個室、2階がLDKという設計が多い。理由は秘密だけど、聞けば不動産投資家ですら目からウロコでしょうね。
この物件、冬の間空き家で、水落とししていた水道を管理会社が復旧しようとしたら、1階天井から水がジャージャー(笑)。本来は管理会社が業者を手配するべきなのに、なぜか大家に泣きつき、結果僕に連絡がきた。賃貸は持ち家以上にメンテナンス対策が重要。この物件は、給排水配管の下の天井がビスで簡単に外れる仕組み。しかもモイス貼りなので、多少の水濡れも乾けばOK。管理会社より先に現場到着。天井を外したけど漏れてない。うーん、多分別のとこだな。

水道屋も到着し、早速水を流して確認。するとクローゼットの天井から水漏れ発見。点検口を開けると、ちょうど真上のキッチンのお湯の配管が凍結でパンクしていた。水道屋が即部品を買ってきて、サクッと修理完了。濡れたクローゼットの壁、天井のモイスは半日もストーブ焚けば乾くから問題なし。
ま、大家さんも遅れて到着した管理会社も普通に簡単に修理が終わったと思っているだろうな。
ちなみにこの点検口はこのキッチンの配管の為だけに付けた点検口で、たまたま付けたんじゃなくて、リスクが高い場所を想定して最初から付けてある。だから原因特定も修理もすぐ終わった。

こういうリスクを見越した施工ってあたり前じゃないからな！

普通の工務店が施工した賃貸なら、漏れを特定するのに部屋のあちこちの天井の石膏ボードをぶち壊して、水道管修理後も大工・クロスなどの復旧工事に最低で2日以上、費用も数十万コース。しかも入居は明後日。職人なんてすぐに居ないし絶対に間に合わないよね。あ、保険で直るってか、、はいはい。。保険屋は金は出すけど手は出せない。
今回の原因もおそらく単純。水落としのとき、キッチンの混合栓の水側だけ開けて、お湯側の配管に水が残ったままだった。それも横配管ではなく、なんと縦配管の継ぎ手が凍って破裂してた。なのに管理会社は「配管の経年劣化」と主張してたらしい。笑うしかない。

新築住宅とかもそうだけど、建設費のコスパばっか気にしていたら、こういう事で痛い目に遭って多額の修理代がかかり、コスパ最悪となるかもね。あ、、最近の保険屋、、詐欺まがいの悪い事する奴激増して審査が無茶苦茶シビアになってますよ。
ま、信用できる建築屋を探す方法はインターネットじゃ難しいだろうし、1億総コミュ障時代・・・困ったもんです。

ということで、雪捨てを中断して修理に行ったから、18時雪捨て場に到着、、
暖かさで地面は田んぼ、ハマった時の命綱、引っ張ってくれるブルトーザーは帰ってしまった、、、ハマれば長靴も持って来ていない。。。
遠くにいるダンプカー。。ハマっているように見える・・・どうする？・・引き返す勇気が試された・・・