ノー・モア・ヘッド
僕が監修している2棟目の現場。責任があるわけじゃないけど、久々に様子を見に行ってみた。
土曜日だから誰もいないかと思ったら、一人親方になった元エボの大工が働いていた。
週休2日だったはずが、今やバリバリの高額所得者なっちまってる(笑)。
で、面倒を見ているセクトの建築部門が、新しいトラックを買った。
これがまた、僕が見つけてきた超レアな一台。中古とはいえ、ほぼ新車みたいなもんだ。本当は、俺のポンコツトラックを300万で買ってもらって、その金を足しにして800万のこのトラックを手に入れようと企んでた。
しかし、不動産屋の社長が「大平さんの使い古しは嫌だ」という理由で、俺の目をつけていたトラックを先に買っちまった。
結果、僕はポンコツトラックのまま、、、ちくしょう。完全に作戦ミスった。
このトラック。。ベースは現場に入りやすい2t車のキャビンで、リアアウトリガー付きの5段クレーン仕様。普通の工務店なら喉から手が出るほど欲しがるタイプだ。
だいたい、工務店が仮に持っていてもせいぜい長くても4段、普通は3段クレーンが関の山。そもそも今のファブレス工務店なんか、事務所立派でもトラックすら持ってないだろう(笑)。
ちなみに荷台に乗っているトラスは、運んできたわけじゃなく仮置き。月曜日にはクレーンで吊って屋根に設置する予定だろうが、大丈夫か?新米クレーン運転士・・・
ちなみにトラスとは、屋根の三角部分を構成する部材のこと。これを並べることで、屋根の強度が非常に高くなる。その結果、2階部分の間仕切りを自由に設計できるのが大きな特徴だ。
例えば、子供が独立した後、寝室や子供部屋の間仕切りをすべて取り払えば、広々とした空間が生まれ、卓球場やビリヤード場にすることも可能。こうした柔軟な使い方ができるのは、トラス構造ならではのメリットだ。
また、「ツーバイフォー工法は間仕切りの自由度が低い」「部屋が狭くなる」といった話を耳にすることがあるが、それは単なる都市伝説のようなもの。実際には、設計次第で自由度の高い空間をつくることができるのがリアルなところである。
こんな感じ。。四角く抜けている部分は屋根裏収納。
テレビはネットフリックス『ノー・モア・ベット:孤注』
中国でめちゃくちゃ話題になったクライム映画。簡単に言うと、高給バイトに釣られたプログラマーとモデルが海外でオンラインカジノ詐欺組織にブチ込まれて、地獄を見る話や。。逃げられるのか?ってハラハラしっぱなしの展開。
これが実話ベースだから余計に怖い。。中国では興行収入600億円超えの大ヒット。結構面白かった。