薪の話。
エボキッチンの天板の木としてももよく使用する
メープルの木の樹液。
甘さがすっきりと、べた付きません。
おすすめです。
出来れば小瓶で欲しいなぁ。。
管内あちこちにある
エボホームで管理している薪。
写真は市内某所の昨年の春に割った薪と秋に割った薪。
ナラは18か月の最低乾燥期間が必要ですが。。。。。
実はどちらも乾燥が悪く・・・
置戸で作ってもらっているナラも乾燥悪く。。。
どうやら今年の夏が暑くなかったことと関係あるのかも。
一昨年の2回の冬を越した24か月以上の乾燥したナラが
数はギリギリだけど何とか頼まれた分はあるのでホッとしています。
そういえば薪の単価についてよく話題になるので触れときます。
まず量の測り方です。
重さで測れば正確ですが、
通常は玉ねぎコンテナ何個分とか
一立方メートルいくらとか容積で測りますよね。
写真のようにびっしり手間をかけ積んだ容積に比べ
コンテナやトラックの荷台に単にバラで積んだのでは
3割程度容積が少なくなります。(空間が多いので)
そして乾燥した薪と今年割ったような乾燥の甘い薪では
容積が1割程度違います。(乾燥すると木は縮みます)
すなわち、乾燥していなくて
なおかつきっちり積まないでバラバラと
コンテナやトラックに積みこんだ薪では
4割程度変わるのです。
更に乾燥していない薪は熱量も少ないので
余計に薪を焚かなければならないし
乾燥した薪なら3年程度は煙突の掃除が必要ないですが
乾燥していない薪だとひと冬で2度は煙突掃除が必要です。
湿った薪の一番怖いのは煙道火災です。
すなわち、エボホームの薪より
仮に単価が半額でも、
(半額はまずないと思うけど)
バラ積みで乾燥していない薪だと
結局損をするという
まるで家づくりとそっくりな話です。
要は
しっかり乾燥した薪を使用するということ。
乾燥していない薪は容積が多く測られるということと、
さらに熱量が少なくストーブの温度が上がらないということ。
そして薪の単価はバラで積んだものとしっかり積んだものでは
3割程度量(重さ)が違うということ。
当然ですが、ナラと松(通常カラマツ)とでは
そもそも熱量が倍くらい違うので
ナラの半額が松と考えてください。
雑木と言って何でも混ざっているものは
安いか高いかは運です(笑)
基本乾燥した薪はなかなかありません。
薪屋さんが「乾燥している」と言っても
必ず水分計で測って購入してください。
含水率は「15パーセント」が上限です。
それ以上はあり得ません。
昨年実際にあったのですが
並んでいた薪が水分計で測ったら乾燥していたので
購入したところ、なんと測った薪ではなく
割った直後の生木の薪を
持ってこられたなんてケースもありました。
この辺を考慮して薪選びをしてくださいね。
ということでドローーン!
あ、廃線危機の電車が。。。
北見は陸の孤島になるのだろーーか?