お気遣いなく。。。
木材加工が終了。
あとは現場に運んで建てる。
写真は屋根の部材。
原寸(1分の1)の図を書いてそれを型に作ります。
自社の工場を所有し、自社で雇用している大工が、
建てる家の材料を加工する。
現在この当たり前過ぎることをやらなくなったビルダーが
大半を占めています。
加工は木材屋さんに外注。
大工はデリバリー。それが、普通。。
ビルダーは今や「ものづくり」ではなくなって、「ビジネス」ですね。
効率と利益を追求していれば、難しい形の家が建つわけありません。
よーーく見ると・・・・
四角で囲んだものは柱の一種。
合板を真ん中に挟んで、両側に材を合わせる。
単にこれだけのことですが、木裏を全て外側に来るように
打ち付けています。
理由は書くのが面倒くさいので省略しますが、
こんな考えです。
3枚縫い合わせる場合は、真ん中の材は「芯持ち材」を挟むようにします。
1棟で400本くらいの柱材をこうやって吟味して作るんです。
ほんのちょっとした気遣い(木使い)ですが、
こういう積み重ねが最終的に気の使わない家と大きな差になります。
あ、、
こんなバカなことやっているビルダーは皆無なので、
他の建築現場でつっこまないでくださいね。
変なのはエボホームですから。
まぁ今じゃ「木裏・木表」という言葉すら知らない大工とか
いるんじゃないかな、、、ビルダー経営者なら尚更。
で、、自社で木材加工すれば
なんと言っても廃材は薪になります。
勝手に来てくれても、全然かまいません。
ある時は持てるだけ持って行ってください。