出来ないなら出来ない正直に言えば?
美幌の現場の内装に使用するタモの無垢材が入荷した。
タモは通常高級家具や野球のバットに使うことで知られている。
エボホームと北見三菱さんで共同制作のキャンピングカーの内装もタモです。
仕上がりは非常に素敵になるわけですが、
この材料費だけで小さい家の構造材1棟分に匹敵する価格であり、
大切に使わねば・・・
あ、、
材としては硬く、目あいも複雑で鉋がけも逆目が止まらず
大工さんの腕を相当要しますので、
良い子の皆さんは決してマネをしないでくださいね。
「無垢材扱えない」ってお客さんに言えないから、
「ビニールの木じゃないと本物の木はトゲが刺さる」とか
訳のわかんないこと言わないでねー♪
昨日の横殴りの雨のせいで、7年前に建てた店舗の床に雨水が侵入した。
店舗の床は住宅とは全く異なる構造で、水浸しになっても平気なのだが、
だからと言って全くもって良いわけありません。
当時の写真とにらめっこして、原因を推測する。
エボホームでは現場施工中の写真を200枚程度撮影しており、
こう言う時に役に立つわけです。
写真を見せながら原因の説明をする事で、
お客さんの安心度も違うと思うし。
多分だが、ここら辺のタイル目地か外壁との取り合い部分から進入したと推測。
当然、下地の防水も完璧に施工したはずなのに、、、、
でも、どこかに不具合が生じたんだろうなーー。
推測できるありとあらゆる目地をコーキングを用いて埋めた。
ただ、、単に水を止めただけでは完璧とは言えない。
今回の場合、外壁の裏側の通気層を通って雨水が進入したわけで、
壁内部にはなんら心配は無いものの、本来この場合は万一防水が不十分でも、
土台水切りの下の通気の穴から水が出で来る二重のバックアップの
作りになっているのに何故か室内に侵入したわけで、
その原因を探るため基礎の一部を解体し、漏れた箇所ををほじくりだす。
うーむ。。
いずれにしても、ここはそのまま放置ししばらく様子を見ようと思う。
もう雨水が浸入してこなければ、
レンガ部分下の基礎の仕上げを全て解体して、
再度防水処理をやり直すこととした。
それにしてもお客さんには随分心配をかけてしまって
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ちゃんと直すから心配は要りませんよー。。
一人で寒空の下の作業は辛かった。
工務店の社長って大変だなー。。
帰りがけにお客さんが入れてくれたダイエットコーヒーが身に染みた。。。
でも、、最近はぶくぶく太っています。
まーいーかー