どっちもやればいいだけなのに・・・
現場。
一階の床の断熱工事をしています。夏場の現場なら床を貫通する給排水工事などが終了する完成間近に施工していますが、冬場の工事では出来たばかりの基礎のコンクリートから出る大量の水分(新築からおよそ2年間は基礎コンクリートから養生水分が水蒸気として出続けると言われています)が一階床の合板の裏にビッシリついて霜になり大変な事になるので先に断熱工事を行います。そうすることで、出たコンクリートの水分は断熱材を受けるビニールネットに付着するだけなので、あとは床下の通風を良くして乾けば問題なしということです。
こんな感じで床断熱材は入ります。
エボホームの断熱方法は基礎にも断熱をした上で床断熱も施工します。夏場は基礎の換気口を開け床下の通風を十分に確保し、冬場は換気口を締めることで基礎断熱と床断熱のダブルの断熱で完璧という事です。普通の家は基礎断熱か床断熱かのどちらかを施工していて、その事が業界においてはどっちが良いかの論争が起きています。そんなの両方やれば良いだけなのに(笑)
作業場は絶賛木材加工中。
三角屋根の壁の写真です。平らな屋根がトレンドの今じゃ工務店も逃げ出す45度勾配です。なので良い子の皆さんはお願いしちゃだめですよ。
最近は工場を持たないビルダーも多く、どうやって木材加工しているかと言うとこれがもう大変で、
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