なんか落ち着くー
作業場。
室内壁と床の境目に取り付ける「巾木」。
自然塗料プラネットを塗布したところ。
巾木は道産のトドマツの規格品で
高さが6センチあるものを、
わざわざ4センチに詰めて使用している。
天井高さが低いエボの家が
少しでも高く見えるようにと言う
涙ぐましい努力の一つです(笑)
なぜ天井が低いか。。
結構単純な理由です。
1、容積が少ない分冷暖房費が少ない
2、天井が低い分暖房が行き渡りやすい
3、重心が低くなり耐震性が上がる
4、外壁、内装の面積が減り、使用材積が減り
イニシャルコストのダウンと将来のメンテ費用も安く済む。
5、イニシャルコストが下がった差額で
壁厚を厚く(ツーバイエイト)で作れている。
日本人のDNAには茶室に代表するような
狭い空間(小さいころ遊んだ基地感覚)が落ち着くそうです。
天井が超高く豪邸のような部屋は
アメリカ人は落ち着くそうですが
日本人は落ち着かないと思います。
築10年。
吊戸棚に異変がということで道具満載で訪問。
矢印の部分に隙間が・・・
手前の似顔絵。。似ててワロタ(笑)
原因は下がり壁の手前下が2ミリ程度反っている。
反った分引っ張られて上で隙間が出来た。
数年前に薪ストーブを横に取り付けて
強力な暖かさのせいで木材がビックリしたのと、
奥さんが追加した巾15センチのキッチン収納で
吊戸棚の巾が増えた分、通路の巾確保のために
側面の下がり壁を作ることが出来ず、
オレンジの薄っぺらいパネルで納めることとなり
下がり壁の強度不足となった。あーー。。
奥さんが
「私が収納追加したせいだ」と言ってましたが
全然そうじゃなく作ったものの責任です。
こうなると当時のエボ仕様の
メーカーカラーボックスキッチンの作りでは耐えきれず・・
裂けた。。
現在のエボキッチンの戸棚なら耐えたと思う。
昇降型の吊戸棚は便利だが
余計に裂けた部分に負担がかかったと思う。
ステンレスの金具で補強し
見えない部分にビス増しした。
扉を閉めれば見えない部分なので
とりあえず様子を見てもらう事に。。
これ以上悪化の場合は
戸棚を外して大工事の修理になるけど
まぁ、これで大丈夫でしょう。
やっぱ、ここの白味噌、旨いよなぁ。。
14時くらいなのに、激込みでした。
「重心」は見えませんが重要なファクターなんですね。
普段動かないものなら尚更ですか。
そして、家も車も低いほうがカッコよく見えます(笑)