素材の性質を知ることからはじめましょう。
賃貸住宅の現場・・・
雪に埋もれ、、除雪から再開。。
もう勘弁してください。
よろしくお願いします。
今年も残すところ20日を切りました。
一年は本当に早いですねー。
そういえば、misiaさんの紅白出場が決まりましたー。
いやーー、、大晦日が楽しみですが、、、
年内にしなければならないこともいっぱいあって
まだ大晦日来るなーとか、、複雑な気持ちです。
おうちの床の話でもしましょうか。
これが、ビニールシートを合板に貼り付けた
通称「ノンワックスフローリング」
ビニール製だからワックスがけをしなくていいのは当たり前なわけですが、
言葉って使い方で素敵に感じるから不思議です。。
メンテナンスが不要なのは楽でいいですね。
まぁ、一番安物ということですが。。。
エボホームでも予算の関係や、メンテナンスの関係で
子供室などの個室に使用する場合があります。
リビングなど主要なお部屋では使用していません。
キズなどの補修はクレヨンでお絵かき程度しか原則できません。
将来ビニールがクズクズになったらこの上に何か貼るしかありません。
これは、5~6年前まで主流だった、単板貼りのフローリング。
今回の賃貸住宅の現場で全棟で使用します。
予算ではビニール製で見積もりしていましたが、
色限定で安く手に入りましたー。。ラッキー。
本物の木の単板を合板の上に貼り付けたものです。
それにしても昔のは表面の本物の木の部分が3ミリ程度はあったのに・・・
これ見ると2ミリあるかないかの薄さです。
でも本物の木だから静電気も起きにくいし、補修も浅い傷なら何とかなる。
まぁビニール製よりかまともな気がする。
以前はエボホームでもこの作りのフローリングを主に使用していたが、
ビニール製が主流となり始めてからは、本物の無垢フローリングを主流に使用している。
これは美幌で建築中のおうちに使用するタモ材のフローリング。
当然無垢なので一枚物で合板ではない。
価格は高いが将来のメンテナンス性も良いし、
キズなども相当深くても、ビニールのお絵かきと違いほぼ元通りになる。
例えば全体に痛んだら、サンディンクマシンで削れば
新しい面が出てくるわけで一生物で使用できる。
30年単位で考えれば実は一番コレが安いと言える。
通常エボホームで使用するのは、レッドパインやカラ松などの針葉樹系が多いが
今回は野球のバットにも使用できるほど硬く丈夫な高価なタモだから更にいい!
内装材の壁・床・天井の中でも、直に肌に触れる床材は非常に大切です。
価格が安いから悪いとか、高いから良いとかそういう価値観ではなく、
素材の良し悪しを十分理解して、お客様のライフスタイルや
予算と相談しながら適材適所に素材を使い分けることも
「技術」の一つかと思います。
そして作り手側にその説明の責任があると思います。。。
訳のわかんない「壺短歌」にばかりこだわると、
将来、安かろう悪かろうで、結局損をするかもしれませんから
気をつけましょうねー