大切な一日
全国的に暖かい一日でした。。今日から新しい現場の基礎工事が始まった。朝8時に現場到着、、基礎工事の堀り初めだけは、必ず朝の測量から掘り終わるまで自分中心で行う事にしている。何故なら工事の中でここが一番大切だから。事前に地質調査をしたからと言って良いというわけでなく、掘ってみないと、どんな土が出てくるかは誰にもわからないわけで、臨機応変に対応し最善を尽くすには、最高責任者の自分が行き見届けるしかない。予定より土が軟ければ、砂利を多く入れるとか、、水が出てきたらその対応の工事をするとか、瞬時に判断し指示を出すには、自分がそこにいて判断するのが一番良い。評判の悪い大きな組織の会社みたく現場に問題が起きても上へ上へ決済もらってお客さんに相談してなんてやってたら、、工事が終了してしまう。。前回の現場の基礎工事でも砂利を多く入れたり止水剤を採用したのは、全て現場での自分の判断であるわけで、工事前に十分検討していても予定通りに行かないのが基礎工事の難しいところ。。今回の現場は、久々結構大変だった。なんと以前建っていた建物の基礎の一部やコンクリートの便層が埋まっていたのだ。完全手抜きの解体工事なわけでびっくり、、こんないいかげんな解体をしたという事は水道管や排水管は??いや~な予感が、、いやな予感は朝現場に下見にきていた水道屋さんも同じだったようで、午後から水道職人を配置。。「毎度さ~ん」水道職人さんが来たとほぼ同時に、、「どひゃーー」ありえない事に土地の真中から水道管と大量の水、、しかし専門家がいたわけで大した事もなく解決、、思ったより土が若干軟いので基礎の砂利は、当初設計の倍の量くらい入れることにした。何だかんだで気付いたら暗くなっていた。でも今日みたく良い天気の日に外の空気を吸いながら現場に一日いるのは結構気持ちが良い。。長い文にになったのはそれだけ今日の仕事が大切だからです。。お家をこれから建てる皆さん。。基礎工事の初日だけは休みをとってでも現場に行く事をお勧めします。もしかしたら埋蔵金や石油が出るかもしれませんよ(笑)