法螺吹
足場が外れました。この瞬間は何度見てもワクワクするものです。
大草原に建つ煙突のある赤い三角の屋根の家って感じ。
屋根の色サンプル。次に建てるお客さんが必死に悩んでいる最中です。
この小さいサンプルから超でかい屋根を想像するのは大変さ。まぁ、過去に建てたエボの家を見に行くのが良いでしょうね。僕はダサい物やダメなものはハッキリ施主さんに「やめましょう」と言うのでお客さんは救われますけど、大抵の注文住宅は施主の言いなりに建てるので裸の施主様が建てた家になります。
で、今の現場のロールブラインドを決める作業。見本をお渡しするものの、この小さい生地の見本で決めるのは素人には至難の業。大抵ギブで僕の所に決めずに戻ってきます。お任せしたいという事で、快く引き受ました。さて、任せられたからには・・何されても文句なしと言う事で、どピンクにしようっと(笑)ちなみに多分施主さんの頭に描いているものとは全然違うものを発注しましたー♪
あ、、、
そう言えばまだ書いてなかったですね。大問題。
もう既に業界内では知らない人もいないでしょうし、これから徐々に一般ユーザーの方々に知れて困ったことになるんでしょうね。
まずはリンクをご覧ください。
先日の日記で待てど暮らせど着工できず、ビルダーとの契約を解除してしまうケースが北見でもチラホラと聞くようになったことは書きましたが、実はそんなことよか
同じ価格でいつも通りに、これが出来なくなってしまっているのですね。
今まで起きていないことが起きた状況の下、状況の変化による変更を理解出来ない施主と平気で請負契約をしたら大変なことをビルダーは考えて行かなければならないということは、「もの作り」の原点を分かっていなければ存続が難しくなる。
つまり「納期」を発注者と相談できない(言うことを聞くしかない)程度の「物」しか作れないビルダーは選ばれないようになりますね。
家をいつの間にか車のように「売る・買う」と言うようになっています。
家は作る物であり販売業ではなく「製造業」になるという当たり前のことが見えてないんでしょう。
職人不足も木材問題も10年以上前からわかっていて先送りしたツケがコロナをきっかけに押し寄せて来たという事です。
子供に飴玉配り、祭りのような見学会。おうち無料相談などBtoCにばかり気を取られ売り上げが全てと思う事はそもそもの過ちです。
「新築仕事いっぱいあるぞー下請け集まれー!」・・・誰も来ないのが現実です。