適当といいかげん
朝は素敵な青空で、やっぱり天気はハズレだと思いきや暗くなってから一時は豪雨となりました。予報では週末にかけて不安定な天気になりそうで、天気を予測する人の頭を悩ませそうです。
「記録より記憶」自分の大好きな言葉です。野球界の大スターが、とんぼの歌と共に現役を引退しました。豪快なあのキャラクターは、多くの人に愛されそして元気を与えてくれた事と思います。「始まりには終わりがあり、終わりには始まりがある」始まりと終わりは、いつもくっついているわけで、きっと次のフィールドでも大活躍する事は間違いないでしょう。本当にご苦労様でした。
8時出社、、大量のクッキーブリックを積んで、美幌に向かう。クッキーブリックとはレンガを砕いたもので、見た目食べれそうな美味しそうな色をしている。プチ外構工事もこれで終了。半円のエントランスに、クッキーブリックと素敵な敷石を敷く。この適当に敷く敷石の配置は、結構簡単そうで簡単だ、、しかし完璧主義で自己満足のナルシストの人には、多分難しい作業ではないだろーか。自分のように適当に生きている人種には実に簡単だけど(笑)
それにしても玄関ポーチの半円壁をイメージした半円のエントランス、、、こりゃ、作った工務店じゃないと浮かばない発想だ、、素晴らしい!自家自賛、、
おお、、後ろの適当ウェーブ木柵も思った通りの適当なウェーブで、とてもいい感じ♪。。とりあえず予算の関係もあるし、お庭造りは住む人の一生の楽しみなので、このくらいでやめておきます。ちなみに敷かれている化粧砂利の下には厚手のビニールが水勾配を配慮して全面に敷いてあるので、雑草はほぼ生えません。経験上20年は大丈夫です。砂利の間から生える雑草は忙しい方々には悩みの種ですから。帰りに4年前に建てたお家のちょっとした修理をして、奥様と子供さんの教育の話とか雑談。。
北見に戻って事務仕事を色々、、見積りや業者さんと打ち合わせとか、、雑談の中で「最近の若い者は。。。」この言葉がよく出る。。まぁ、この言葉が頻繁に出だせば、おっさんも末期とは思え、自分も末期なのかもしれない。
それにしても最近思うのだけど、目標に達せず焦る40~50代のおっさん、、そしてそれを冷ややかに横目で見ながらマイペースで仕事を進める部下の人たちと言う図式が、あちらこちらで見受けられる。、、彼らは本当に親方になる気があるのだろーか?おそらくこの先、不景気に思春期を迎え苦労して育った現在20代の若者にブッちぎられる予感。仕事は半人前、しゃべりは一人前、、、まぁ、本人何を言われようがゴーイングマイペースなので、気がついていないのだから幸せで羨ましいです。。
夕方、大工の剛君が遊びにきた。先日帰らぬ人になった弊社大工の裕志君の愛弟子。まったくいい職人を育てたものだ。。しかしまだまだ一瞬見た目は凄く仕事のできる素敵な剛君に見えますが、一昔前ならあれが「並」だったと思う。多分本人も並と思ってるだろうし、まだまだケツが青いと思っているはず。。そう思えているからこそ日々進化し、あと10年もしたらここら辺では当然、最低北海道で一番の職人になっているだろうし、ならなかったら遊んでやらないから♪そのくらい目指さないと男じゃないよね。
寝ても覚めても夢の中でも現場のこと、、、今はそれでいいんですよ。自分みたいな寝ても覚めても○○○○○の事を考えているおっさんになるのは早いです。
20時帰宅、、雨で散歩は中止。。お風呂でK-1見ながら読書とか。魔裟斗選手と佐藤選手の試合に興奮、、、んで、高田純次さんの「適当論」を読んだり。お金がなくても楽しく生きられる人、、人に「バカな奴」と思われる事が何にも感じない人、自分の目指す生き方に少し似ている感じ。あの、野球の古田さんでさえ「50になったら高田純次になりたい」と明言しているんだって。。人は人が何を考えているか(企んでいるか)を考えなく生きれば幸せになれるんだとか。。
適当といいかげんって全く違う言葉なんだと、46年生きていて初めて知った。