無農薬の食材を使用し化学調味料ふんだんに使う建て方

公開日:2008年10月2日更新日:2008年10月2日

早朝ににわか雨が降ったものの、日中はよく晴れて過ごしやすい一日でした。予報では明日の午後から土曜日にかけて傘マークがついていますが、そんなに降らないでしょう。
何だかいつから言ってんだかわかんないくらい前から、話題になっている都市再生整備どうしたこうした計画ですが、駅前のホテルも営業の継続を断念したらしく、今後の行方が気になるところとなっています。だからどうと言うわけではありませんけど、、

8時現場に行って今日からベイクアウトをする。この現場は収納内部を含む全室の壁・天井にモイスを無接着で施工した(一部居間壁にはモイス下地で健康塗り壁施工)エボホーム初の「オールモイス住宅」だ。最近のエボホームの住宅は全室の天井と脱衣・トイレの水回りには標準でモイスを使用し、他は健康塗り壁を使ったパターンが多い。少し愛想のないデザインであるモイスが全部だと、どうしても味気ない感じになるのとコスト面と手間を考えるとそうなってしまう。この現場は入居、退去を繰り返す借家なので、そのたびにクロスを張り替えたり、大体張替たてで接着剤も乾かないうちに次の人が入居とか、健康被害も考えられる。モイスならかなりの年月張替えとか不要なので、大家さんの金銭的な負担も軽い。そして何と言っても前入居者の「生活臭」とか結構不快だと聞く。モイスは消臭効果がハンパでないので全然問題なし。おねいさん住んでいたか、おじいちゃん住んでいたかはわかりません。現場はいつも以上にいい空気と言いたいところだが、電化ストーブのあたらしいニオイが充満し、まだダメダメです。

午後からは、見積り作業をする。。やっと完成、、本当に困ったくらい建材の高止まり、、、ふざけないで下さい。よろしくお願いいたします。作業場では次の現場の木材加工が行われている。今年の完成はこの物件で終了で、その後は越冬工事となる。
そう言えば最近色々調べまくっているのが、自然な素材の床材や壁に貼るパネリング。。エボホームのお家の壁と天井はほぼ自然素材で作っているわけで、残すは床の素材の検討である。今日送られてきたサンプルは「杉」と「桧」の内装材だ。杉は柔らかく手触り足触りが良いのだが、キズやへこみに弱い、桧は杉より丈夫だが少し高い、、、つーか、、どっちも高い！。。まぁ、複合フローリングとくらべりゃ、削ったり磨いたりして一生使えるんだから、高くないのはわかっているけど、レクサスLSいいけれど買えねぇのと同じなお家になる。
まぁ、杉だって漆だってアレルギーは起こるんだから更に奥が深い。最近無垢の木を使った「自然素材」を多用したお家が流行りだしてきているけど、せっかくの無農薬食材に化学調味料盛りだくさんな感じで、施工段階から接着剤ベタベタ使い、化学物質測定すら行わず安全確認もろくにしないで、「健康住宅」とか、、、へぇ～～、、、何で化学物質の測定値をWEBなどで公表しないのでしょうか？？不思議？
帰りに現場に寄ってベイクアウト、、あ～、、この作業が今後延々と続く、、、