無垢材。
昨日のメルヘンの丘。空が秋色になってきましたね。
写真ではわかんないですが、すんげぇ人でした。映え~
築26年リホーム中。
現場はウォールナットの無垢フローリングを貼る工程。
住まい手が26年間丁寧にテカテカ、ピカピカに塗り重ねたフローリングのワックスは分厚く1ミリは乗っている、この上にいきなり貼れば、ワックスと貼ったフローリングが密着するだけ。
無垢のフローリングの繰り返しの動きにワックスは数年後剥離し、高級ウォーナットのフローリングはブカブカ、ギコギコの最悪の状況が安易に想像出来る。
構造がツーバイ工法なので、15㎜合板の上に12㎜のフロアーが貼ってあって、下地そのものは非常に良好。
ということでプレーナーやベルトサンダー等を駆使し、フロアーのワックスを剥離した上で、既存のフロアーにフロアータッカや釘で全体に補強増し打ちしてから、無垢ウォールナットのフローリングを貼る。
下地だけで膨大な手間。
たかが張替えでもDIYとプロでは工程が全く異なります。ま、最近では地元でも素人のDIYより酷いリノベーションとか言う工事を見かけるようになりました。
絶賛キッチン製作中。終わったら盆休みしたい(笑)
無垢材だから当たり前だけど、こんなグニャグニャ。。無垢材は、たった1本部材が足りなくても加工がもう大変。
集成フリー板が恋しいわー。
まずは指を食べるのが一番大好きな手押し鉋から、グニャグニャの面を平らにする工程。
オークは固く刃の出し過ぎは注意。何度も何度も刃の上を滑らせて平らにする。集成材のように規格寸法の板だと何もしなくていいんだけどね。
オークは固く刃の出し過ぎは注意。何度も何度も刃の上を滑らせて平らにする。集成材のように規格寸法の板だと何もしなくていいんだけどね。
手押し鉋の後にあーやってこーやって最終的にこうなります。
一本足りないだけで大騒ぎです。
多めに作りたいところですが超高級材でそんな簡単にいきません。
まだ完成には程遠い・・