原発稼働で電気代、、安くなんねーよ。

ニートになって丸3年になる。。。
なんか忙しくて、床屋に行く暇も無い(笑)
エントランスの枕木の階段施工。
古枕木は寸法もクセもバラバラで、ここには図面も定規も無い。
だいたいいい感じで作るという、一番簡単で一番ムズいやり方だ。

泊原発が再稼働へ動いている。
「原発が動けば、我が家の電気代は安くなる」 そう思っている道民、まだまだ多いと思う。
はっきり言ってそれは間違いなく勘違い。
千歳のラピダスがどうやら第2工場も作るらしいが、あの巨大工場が2つ動けば、電力はおそらく100万kWくらい食うはず。対して、再稼働を目指す泊原発3号機は約90万kW。
もうわかるでしょ? 原発1機が必死に動いたところで、その電気は全部ラピダスに吸われてチャラ(笑)
おまけに原発が急に止まった時のために、バックアップの火力発電は絶対に休めない。 さらに安全対策費だけで数千億。 これで電気代が下がる要素ないです。「上がらない」のがギリギリで、下がることは絶対にない。 いや、僕はむしろ上がると思ってる。
冷静に考えれば家電もLEDもこれだけ省エネになったのに、なんで電気代は高いままなのか? 答えは簡単、「暖房費」。 北海道の家庭エネルギーの半分以上は暖房。ここを電気に頼る限り、バケツの底は抜けたまま。
「じゃあ太陽光パネル?」 最近、新築でパネル乗せてる家、すごく減ったと思いませんか?
もうみんな、気づいちゃったんだよね(笑)
あれは日本政府やポケットに手を突っ込んで恫喝しながら黒い板を生産する隣国に「壮大なドッキリ」仕掛けられていたかもしれない。
ちなみに僕のキャリアで、太陽光パネルをつけた家はたった一軒も建てたことがない。 一枚も貼ったことない。
そして「薪ストーブ」を推奨してきた。
暖房費を電力会社からの請求書から切り離す。 これこそが究極の自衛策。
しかし誤解しないでほしいのは、薪ストーブは「家の中でキャンプファイヤー」するようなもん。 当然、危ない。 北見でも設計者の無知が原因で一酸化炭素中毒になったり、死にかけて救急車騒ぎになった事件も実際にある。 知識のない人間が安易に手を出していい代物じゃない。
でも、リスクを理解して使いこなせば、これほど快適で頼もしいツールはないし、 実際、エボホームの薪ストーブのオーナーの半数は、自分で薪を調達してる。 みんな、インフラに頼らず「自立」してるんだよね。
厳寒の1月、もしブラックアウトが起きたらどうする? 国や電力会社に文句を言っても、凍える家族は守れない。 自分の身と暖かさは、自分で守る。
北国で生きるって、そういう覚悟が必要と思う。
もしブラックアウトしても、お湯沸かせる。凍死しない。とりあえず芋でも焼けば空腹もしのげます。
ecoナンチャラや暖房エアコンでイモは焼けない。
あ、エボホームでは、僕が関わった家以外の薪ストーブの工事は行っていません。
ニート元気で留守がいい・・・

