ぬるぬるオイルか、それともソープか・・?
キッチン製作中。
一枚の板から全てのパーツを作り組立てます。
たった4枚の扉を作るだけでも
膨大な手間暇がかかります。
モノづくりとは
切る、削る、組立てる、磨く。
何度もその作業の繰り返しです。
今回は最高級の無垢材
ブラックウォールナットを扉に使用。
市場価格だと1立方メートル当たり
60万~80万円って言う感じ。
安い薪が1立方メートル8,000円程度なので(笑)
材料費だけでハンパないです。
失敗は許されません。
そして木取りは端材が出ないように
凄い時間考えます。
出来ました!
ていうか力尽きて扉のオイル塗装してません。
ペンキ屋さんにやってもらいます。
オイル仕上げではこの状態から
仕上がりに光沢が出る。
それはそれで素敵なんだけど
本当はこの艶消しの質感のまま仕上がる
ソープフィニッシュが好みです。
しかしソープ仕上げは手入れが大変なんだよなぁ。
7年前に作ったウォールナットの
ソープ仕上げのキッチン。
かわいい仕上がりです。
これは5年前に作ったウォールナットの
オイル仕上げのキッチン。
高級感はこっちだよなぁ。。
引き出しをダボによる框組にしました。
初の試みでしたが
凄くテクニックが必要でした。
しかし、コレ。
素人に毛の生えた僕が作っているからいいけれど
プロの家具職人が作ったらいくらするんだろう・・
300万は軽く超えるだろうなぁ。
でも、基本家具職人はキッチン作れないんだよね。
家電や調理器や水栓や生ごみ処理機の
納まりを全て頭に入れないとならないから。
だから下手くそでも僕が作っているのです。