初心者マーク
何だか寒さが戻ってきた。
薪ストーブと他の暖房機の大きな違い。
薪ストーブは「物」を温めます。
遠赤外線が大量に放出されるからです。
暖房エアコンや温水暖房などは
「部屋の空気」を温めます。
わかりやすく言えば
焼き肉の七輪に顔を近づけたのと
ドライヤーに顔を近づけたのとの違いです。
どっちが心地よく焼けるでしょうか?
だから薪ストーブは火がなくなっても
周囲の「物」を温めるから
しばらくは暖かいです。
我が家のストーブの後ろ側の部屋の間仕切りの
向こうにあるタンスの中の洋服まで暖かいです。
その他の暖房機器は運転を停止すると
物が温まっていないから、
すぐに部屋の温度が下がります。
おまけに髪の毛やお肌がパサパサに乾燥します。
別にパサパサでもどうでもいい奥さんもいますし
出来れば素敵なままの
奥さんでいてほしい場合もあります。
そういうことです・・・
中古住宅を2棟
断熱改修と室内のリフォームを行う計画です。
新築一筋35年。。笑
リフォームは初心者マークです。
でも、周囲の施工を見ていると
アイディアも技術も
全然負ける気しませんよーーーだ!
車庫に貼ってあった、
当時の建築確認の表示板。
967って
現在の4倍近い数字だ。。
アベノミクスってやっぱ凄いなぁー 笑
屋根裏。
正直この頃の大工さんのレベルは
半端なく凄いというか、
これが当たり前だったはず。。
今の大工はもぅ、そりゃ。。
刃物も研げないのがゴロゴロ。。
現在天井に断熱材100ミリ・・
この上に300ミリ断熱材を吹き込みます。
床下も感動するくらいいい仕事と良い環境。
現在主流の基礎に換気口付けない
基礎断熱工法で40年後こんな風に
良い環境を保てるのだろうかなぁ?
まぁ、エボホームには関係ないことですけどねー
現在、梁の間に断熱材が100ミリ。。
この下に下地材を取り付けて
更に200ミリ断熱材を追加しようっと。。
その他サッシをペアガラスに交換し
壁は室内側から板状の断熱材を張り付ける。
浴室は交換、
裏口は塞ぐ
キッチンは・・・
当時の物が良すぎて
(タカラのホーロー最上級グレードのもの)
見た目は良くなるが
今のカラーボックスキッチンを使う気になれず・・・
かといって自分で作る暇もなく・・
性能はそこら辺の
新築より暖かくなるだろうと思います。
少子化
人口減少・・
これから先、工務店も
ストック住宅の活用がメインの仕事になるでしょう。
最近はリノベーションとかという、
おっさんにはわけわかんない言葉を耳にする
もちろん全部じゃないけど
見た目だけ古民家風だか
カフェ風だか知らないけど、
寒くて臭い部分には蓋をして
耐震性も維持管理性も無視し、
素人の目を欺くような住宅は
大変な社会悪に発展すると思います。
真面目にやろうね。