家出しました。探さないでください。いわき市-富岡町-大熊町-双葉町-浪江町—相馬町
昨日の大問題。その問題とは別に昨日宮城で震度4の地震があったらしい、、、
ひとつはギガが無くなった事。若者には事件じゃない事も年寄りには大事件。
携帯のカーナビは変だし、もう色々不便。ギガを追加しようとdアカウントにログインを試みるがパスワード違ってロックがかかる。
docomoの151に電話しても30分以上繋がらず、20分経過位からガイダンスも「この電話はこちらから勝手にお切りすることがあります」と一方的な脅しもあったが何とか繋がってギガ追加できました。
もう一つが、、、車のターボが壊れた。サーキットを走っている時から変だと思っていたがそれが急変悪化。当然直せない。最悪完全ブローすればその時点で難民になる。あー、、不安しかない。直すすべは無いし祈りながら北海道に戻るしかないという。楽しい展開になりました(笑)
と言う事でどこもここも桜満開なので有名なここへ。
小川諏訪神社。
なんだ年寄りばっか来てやがる。と、自分が年寄りなのを忘れてるタチの悪いボケ老人になりつつある自分。
津波でも生き残ったここへ。たくさんのフードコートや海産物売り場がある。ここに来るのを楽しみにしていました。
こんな展示が。
避難所の再現とか生々しかった。
2900円。北見の海鮮丸の6倍。店の入り口の写真とは全く違った(その日によって違うとは書いてあったが)
で、、、量はシルバニアファミリー。電子決済不可。どの店も従業員は疲弊、、、、一体どうして?
気を取り直し、ニュートラルな気持ちで東電の廃炉資料館へ。見学予約して行ったら結構な人が来ていました。動画撮るな写真撮るな多く写真無し。
受付をすると岸田さんも自由と言っているマスクを一方的に強要された。そして1時間一方的に言い訳と今後の展望を聞かされた。
「政府がトリチウム水を海に廃棄することを決めました」を他人事のように繰り返し言いながら今年の春から夏にかけてトリチウム水の海への放流を始めるんだと。
政府が決めたから。
岸田さんがマスクは自由と言ってる事は逆らっておいて、それは従うんかよ。
対応は丁寧。言葉遣いも丁寧。言っている事は矛盾の総合商社。
僕の個人的考察。
廃炉には40年くらいかかると言ってましたが、40年経てば僕は死んでるだろうし、
「時間を引き延ばして人々の記憶をトリチウムと同じように薄めようとしているだけ。」
溶け落ちた核燃料デブリは未だ耳かき一杯取り除けていない現実を皆さんは知ってますか?どうしてインフラを司る企業って上から目線なんだろうね。施設を出た時、怒りしかなかった。けどやっぱリアルにここに来て良かったと思う。
富岡町-大熊町-双葉町-浪江町とひたすら下道を走る。
桜満開で風光明媚なはずの道路脇には放射能で汚染された土を入れた真っ黒のでっかいゴミ袋があちらこちらに超山積みされている。
廃墟のエントランスには強制的に作られた木のバリケードで立ち入り禁止。あらゆる枝道も通行止め。ここ同じ日本だよね。
人影は全くなくこんなところでターボブローしたら泣くわ。
はっきり言って。。どこが復興なんだ。
たくさん写真撮りましたが心が萎えるので載せません。闇だらけ・・
津波の怖さを知り、その100倍怖い放射能の怖さを知る。
道路から両端1メートル程度は土が入れ替えられているようだけど、この地域の99%の広大な山々が全て放射能まみれで雪解け水や降った雨を介して川にそして海に毎日放射能を届けている。
「過ぎてしまったことをいつまでもグジグジとしつこく言ってないで前に進もう。原発を動かそう」なんてノー天気な事言っていられないと思う。
皆さんも使ったことありませんか?
「取り返しのつかない事をしてしまった」という言葉を。
まさしく東電はそれを地球規模でやらかしたのです。
解決方法は「時間稼ぎをして人の記憶から消す」だとすると皆さんは許せますか?
つい先日中露も共同声明を発表した。全く要らんところで敵にまで弱みを作ったもんだよ。
海鮮丼を食べた時、地元の人たちがどうしてあんな雰囲気だったのかの理由ってこれのような気がする。
ご存じと思いますが、国は「想定外の自然災害だから住民に対し損害賠償はしない」と最高裁でも判決が出ています。
ここまで来ると若干活気が出てきました。
さて、、、ここから何処行こうか・・・