3.11で何を学んで何を変えたか。
2011/03/11 15時少し前の事でした。
僕は東京ビックサイトで行われていた建築系の展示会に行っていて、防犯・防災のプレゼンを聞いている最中でした。
この写真を撮影した直後。。。ドカーーーンと。。。揺れた。ビビった。
上へ、上へ。。慌てて逃げた。
下を見ると目の前に海の広がるこの場所で下に逃げた人多数。。
この時僕は南海トラフがついに来たんだと思っていた。
落ち着いたところで駅に行く。10秒で諦め野宿を決意。
近くのワシントンホテルの廊下を占拠。
何事も他よりも行動が少し早いせいで、コンビニで大量のお酒と食料を確保した。確保10分後にはコンビニに長蛇の列で陳列棚はあっという間に全て空になっていた。
隣は全く使い物にならなかった富山のバカ大工。最近作業場を燃やして全国に宣伝したらしい。炎上大工になったと喜んでいる(笑)
しかし最初は快適だったのだが野宿をパクる一般人が増えすぎて寝れたもんじゃない。
という事でホテルの3階のエレベーターホールを占拠。ホテルは自家発電のようで足元には自販機、自販機のコンセントを探り電源も確保。
床もフカフカ♪1階の硬くて冷たい大理石の床と大違い。大量の人たちは今頃あそこでひしめき合っているのだろうな。
翌朝、5時くらいだったか昨日はあれほど人がいた駅に行ったら、マジに誰もにいなかった。しかし鍵を掛けられていた駅のドアは普通に空いて普通に改札通って、始発前のはずなのに普通に誰も乗っていない電車が来て乗った。。。
そして羽田。。この混雑。今日の飛行機にはかなりの人が乗れないとのこと。
なのに普通にAir Doに乗って普通に北海道に帰って来た(笑)
あれから11年。
・天井を下げ、柱を太くして耐震性と断熱性を上げた
・プロパンガス調理器を基本とした
・薪ストーブと石油ストーブの2台の装備を標準とした
・少ない電気で動く石油給湯器を標準にした。
まだまだ書ききれない。
ここ数年はブームとは関係なく災害時に威力の発揮するサウナやモビリティスペースの勉強をしている。
今の建築は本当にあの時の反省を生かしているのだろうか。
今、パンデミックと戦争の中、エネルギー問題など資源の危機が迫っている。
家とは本来 自然災害などから身を守るための居場所「シェルター」としての役目も大きいことを忘れてはいけない。
住宅屋にうまい事言われ一生ヒーヒー言って払わなければ住宅ローンを組み、ただ単に夢のマイホームなんて言う、うすっぺらい家に住むくらいなら賃貸に住む方がリスクマネジメントができた生き方と思う。
あたり前のことだけど全ては自己責任ですけどね。
と、今日もいいこと書いたなぁと得意の自己満足していたら。。。
去年全く同じことを書いていた。。あーあ。。ボケも相当進んでる。。