3時間で家が建つ。
という事で大工のシンゴとテツヤを連れて
羽田から早稲田大学のキャンパスへ。
今日はマブダチのベンチャー会社が
ここ早稲田のキャンパスに家を建てる。
それも3時間で建てて展示して、
明日3時間で解体撤去するという。
ギネス並みの公開実験建築を行うのだ。
床までは前日に終わっており
ここからのスタートです。
真ん中の変人っぽい顔のおっちゃんは
今、日本で一番の売れっ子建築家の伊礼ちゃん。
彼がこの家を設計しました。
ここで建設後解体して千葉の工務店さんの
モデルハウスとして再建築するらしいです。
なんか不思議と気が合う大御所です。
となりのおねいさんは大御所の秘書の方です。
ビル風が凄くて、凄くて。。。
それでも3時間で躯体が終了しました。
林野庁、ハウスメーカー、パワービルダー
工務店さん、設計事務所など全国から
凄い数の人が・・・・
もう、遠くない将来木造建築は
このような形で建つことになるのは明白です。
だって大工さんどんどん減っているんだもの。
現在基礎工事を施工しているエボ賃貸現場も
このパネル工法で1月に建てます。
3日で3棟楽勝で建てることになります。
現在ミサワホームの石狩工場でパネルの製作中です。
大工「こんな簡単ならもう大工要らないね」
社長「うん、海外の安い賃金で十分建つよ。外国人労働者の法律も変わるしね」
大工「じゃあ、コンビニのレジのバイトでもするしかないなぁ」
社長「それは数年以内にAIがやってくれることになるよ」
ま、運転手さんも自動運転になるのも近い将来だし
生き残るには家具、建具、造作、キッチン、桧風呂・・・
そういう住宅パーツのモノづくりのスキルを
日々努力して上げる以外方法は無い。
それかスーツ着て住宅営業するか。。。(笑)
恐らく、建物躯体、軽量天井、石膏ボード貼り
床貼り、ビニール既製品の内装建具取り付け、
キッチンなど住宅設備機器取付など、
住宅建築は細分化した分業化が進み
完全マニュアル化されたその作業は
そのほとんどを外国人労働者が担う事になる。
人手不足だから何の努力もしなくても
賃金は上がることは絶対にない。
日々技術向上のために努力をした職人だけが
これからは生き残り、お金持ちになれるでしょう。
当たり前ですが賃金とはその人の
スキルの高さに合わせて支払われもモノです。
現実ヨーロッパ先進国では、
熟練の大工の日当は10万円である。
で、浅草へ。
2月に青年実業家と、一流企業のおねいさまがたと
合コンして以来の浅草。
夜は素敵にライトアップされてました。
あー、楽しかったー
明日はどこへ行こうかなぁ・・・