台直し
朝、少し寒いのでジェットヒーターで作業場を少し暖めてから作業をするんだけど、誤ってヒーターの温風を鉋にモロあてた状態で長時間放置したせいで鉋の台が狂ってしまうというミス・・・
仕方ないので台を直して刃の調整もした。左が修理中の鉋、右の小さい鉋は鉋の台を直す鉋。
砥ぎ物は寒いし水も冷たいし事務所の流しで行う。ま、大工仕事は素人なのでそんなに上手くは砥げないけど、それなりには切れるようになった。あ、エボじゃない建築中の皆さん。建築現場に行って大工さんに鉋や鑿などの話題を振るときは十分注意してください。砥ぎ物できない大工とか、そもそも鉋を使う仕事をしていない大工も普通にたくさんいます。今はインパクトドライバーと陸汁の建材を使えば刃物不要ですから。
今回のキッチンのメインカラー。ターナミルクペイント。
パンに塗ったら食べれるかも(笑)
本日は大工と焼き肉。
エボ大工の親方シンゴが随分前から抱えていた肩の脱臼癖のを手術で治すために長期離脱となる。恐らく3か月程度かな。。なのでお別れ会(笑)
随分前から3人で話し合い計画的に進めているので何の心配もないが、復帰まではもう一人の大工のテツヤと応援大工と僕で何とかやってゆきます。
大工という職業は野球選手などアスリートと同じで体が資本。思うように体が動かなくなったら、そもそもコミュニケーション能力に乏しい職人は普通の人以下になる(笑)。今ここでしっかり治せばあと25年は最低でも働ける。体さえ丈夫なら職人に退職はない。生涯所得に限度なし。それが職人のメリットだ。
まぁ、しかし現代の大工のほぼ全部が「一人親方」いわゆるフリーランスっていうかその日暮らしのバイトというのが現状だ。在籍している会社はなくネグラはハイエース。道具もガソリン代も車両費もケガも弁当も自分持ち。。なのでエボ大工も将来的に福利厚生の全くないバイトになる可能性はあるわけで、エボホームのように福利厚生のしっかりした会社に在籍中に体制を整え、まだまだ長い職人人生を送ってほしいと思う。
それにしてもなんて面倒見のいい素敵な社長なんでしょうね♪