maki、、マキ、、
いやいや、、それにしても3月に入ってから何だか、あったかくなりそうな気配を感じるようで、結局寒い日が続いています。去年より寒いんでないべかね。。これだけ寒いと今シーズンの灯油代や電気代など暖房費も気になりだしてきます。。今シーズンは石油の高騰で薪ストーブの売り上げも好調らしいですし、最近では木質バイオマス燃料とかで、ペレット燃料ボイラーをビニールハウスの暖房を取るなどコストダウン対策や温暖化対策の研究も進んでいます。住宅用のペレットストーブも注目されてきていて、自分はまだ勉強不足でよく理解できていませんが、薪ストーブのように本体があり得ない熱を発する事もなく、モクモク煙も出ないらしくて使いやすいらしいです。とは言ってもこのストーブを使用する部屋は、薪ストーブと同様で、基準法上は「火気使用室」となると思われ、素敵なパイン材の腰壁などの山小屋風な室内には使えないんだろーな、、、そこら辺を規制緩和していただかないと、なかなか住宅での採用は難しいかもね、、、たまに雑誌等で見かける素敵な鋳物の薪ストーブの写真を見ると、「これ、、本当に完了検査合格したの?」とバカ頭の自分には理解不能のものもあったり。。多分雑誌に載せるくらいだから、ちゃんと法律はクリヤーしていると思うけど。。オブジェとして飾るのならいいけど、実際に使用するならちゃんとしないとね。。「火」を使うんですから、、法律より何より真面目にやらないと本当に危ないですって、、、、という事で最近見直されている薪ストーブの設置についてエボホームのワンポイントアドバイスのコーナーです。。
1、薪を燃やすのには大量の酸素を消費します。最近の住宅は気密性がよいのでストーブ付近にストーブ専用の「外気導入口」が必要です。メーカーによっては最初から外気を導入して燃えるタイプの機種もありお勧めですよ。。室内の空気で燃やそうとすれば酸欠状態になり危ないですよ。
2、鋳物の薪ストーブはありえないくらいの温度に本体がなるわけで、床や壁との距離を適切にとらないと、いくら表面に不燃材を使っても柱など内部の木材が「炭化現象」で最悪家が燃えます。普通の住宅なら床はフローリングですが、レンガを積む等して十分に床との距離を確保しましょう、、レンガは積めば積むほど「蓄熱体」にもなるわけで、少ない薪で十分な暖房効果が得られますよ。
3、壁との距離が十分に確保できない場合は、壁の裏に50ミリ程度の通気層を設けましょう。面倒くさい人は、おひなさんの後ろの金色のびょうぶのような考え方で「つい立て」設置しましょう。
4、煙突の設置には掃除のことを十分に考え設置しましょう。煙突のススは粒子が細かいので、フローリングや壁に付着すると、取り除くのはかなり困難ですよ。特に寒い地域では煙突外部の結露で詰まりやすいので、単円筒はやめて昔ながらの「集合煙突」を作るか、煙突を壁で囲う「チムニー式」にするのがお勧めです。サンタクロースが来るかもしれません(笑)
右の写真は過去にエボホームで施工した薪ストーブの施工例です。設置には消防や役所と何度も検討を重ね、当然ですが完了検査合格済みです。コンクリート製「集合煙突」を設置し、火気使用室となるストーブ使用スペースを「垂れ壁」で覆って区画を分け床にレンガを高く積み、背面の壁は不燃材の下地の上にレンガタイルを貼り、壁の裏には50ミリの通気層を設け、床部分と天井部分にスリットを入れて熱気を逃す仕組みにしています。素晴らしい、、完璧だ、、自家自賛!(笑)、、、これ1台で60坪の家を温めることが出来るんですよ。。すげー、、、
8時30分賃貸住宅の現場に行く。左官屋さんが外壁のアートパレの仕上を行っていた。この現場はエントランス付近の外壁の仕上はコンクリート打ちっ放し風のモルタル仕上でその他の大半の面はアートパレで仕上げる、、、とは言っても今回の仕上げの材料は左官屋さんで昨年施工して余った色々な色のアートパレをまぜ合わせてそれに色粉や墨汁を入れコンクリート風な色にして仕上げるわけで、本来ならお金をかけて捨てている廃棄物を使う事で何だかいいことをしている感じ、、、ecohome?(笑)事務所に戻って事務仕事色々、、、完成が近い賃貸住宅の現場の今後の段取りをしたり、作業場でプレカット作業をしている大エさんと打合せしたり、、午後からは斜里のお客様の所に打合せに行く、、今日は曇り空で斜里岳は頂上のほうは見えなかった。安全運転で無事到着。。何と嬉しい事に、こだわりのおいしいお酒をプレゼントしてくれた。本当に気を使わせてしまい申し分けこざいません。こんなに良くしていただいても、普通の当たり前のお家しか建てられませんが、今後とも末永いお付きあいのほどよろしくおねがいいたします。いつもなら帰るのだけど今日は女満別空港へいく。20時すぎに出発のJALで羽田まで行くんだけど、濃い霧で出発が少し遅れて不安だったけど、何とか飛んでくれた。。無事羽田到着で23時ホテルにチェックインし何もせず爆睡、、、