ドア出来た。
昭和22年75歳タイル一筋60年の西成さん。50年勤めた市内の大手タイル屋を70歳で退職しても現場は許してもらえず(笑)左官屋に再就職しタイルを貼っている。タイル割りにうるさい俺の要望にもいつも快く応えてくれてありがたい。前回の新築現場では膝を悪くして休んでしまいあわや工期が伸びるところだったが、なんとその話を聞いた西成さんは痛み止めを飲んで日曜にキッチンの天板タイルを仕上げてくれた。感謝しかないよね。「職人不足」という今、プレカットだパネル工法だ汁建材だと大工の仕事内容は3年も修行すれば刃物もろくに砥げなくても出来るまで簡素化され生産割合も住宅現場の3割程度に成り下がった。しかしエボ住宅は大工が6割作り、残り4割もこういう職人技に支えられている。そして自分の足元がどんどん崩れている現実。。まぁいいか。
75歳もなれば流石に動きは速くないけど、大切な戦力。現場のみんなが大事に扱って欲しいものだ。現場で心の狭い若い職人が邪魔者でもしたら絶対に許しません。
この現場は10年前に完成したエボ住宅のオーナーに建ててもらった賃貸住宅。極寒の3月工期で無理やり塗ったモルタルの仕上げ材の北面下側が一部剥がれた。という事で上から塗っても色なんて合うわけないので上位施工という名の余ったタイル貼ってごまかす戦法。見事大成功。言い訳になるけど注文住宅なら夏の暖かい時期に再度足場を掛けて仕上げるのだが、さすがに誰入るかわかんない賃貸は無理やり仕上げるしかなった。ま、オーナーにはこうなるかもと伝えていたものの、手直ししているくらい恥ずかしい現場絵ずらはないもんだ。
エボオリジナル木製断熱玄関ドア製作。
こーやって・・
こーやって。。
こうなって、、奥のプレス機まで運ぶのが重すぎて大変。
こーなって。
こうやって・・・
ほぼ完成。
だが随分前に頼んでいたドアレバーが来ない。
来ないので現場に持って行けない。一体どうなっているんだ?頭に来てキレそうだ(笑)
厚さ60ミリ流してもガラスのように透明度が良すぎるクリスタルレジンでは室内が丸見えになる為、室内側のレジンの仕上げの際にアンティークガラス風に仕上げた。これ、恐らく相当なレジン使いでもどういう手法で作ったかはわかんないだろうなぁ。