デザインセンターリニューアル
4/1にリニューアルした旭川デザインセンターに行ってきた。
Revoでもお世話になっている匠工芸さんやcosineさんカンディハウスさんをはじめとする世界に誇れる旭川の家具やクラフトがここで全部体感できます。
以前より木工クラフトの展示が大幅に増えましたね。
ただ、その割に時代に沿ったデザインの物が少ないと感じる。
古くから愛される良いものは残しつつ新しいデザインも見たいと思いました。僕はクラフト職人では無いけれど正直勝てるとは思いませんがいい勝負できるかも。
素敵。
椅子の展示コーナー。
15年以上家具の勉強をしてきているが、ほんとマジ椅子だけは作ろうとも作れるとも思ったことは無い。
人間工学、複雑な曲線、加工技術、。。。知れば知るほど遠ざかって行きます。
以前何人かの有名デザイナーとも話したことあるけれど、椅子を愛し、椅子に人生を掛け、当然技術もある人達だ。
「椅子を作れる」と簡単に言う人は椅子の事を知らないと言っても過言ではないと思う。
白樺家具。。面白かった。樺は加工が超大変な木だ。以前キッチンを作って心が折れそうになったことが何度かある。あまり
樺を巾6センチ長さ1.8メートル位にまっすぐ加工したとして、次の日見たら弓のように曲がっている事も普通にある。
だから幅広く縦引きをして、一晩経って曲がった物を更に縦引きして、更に次の日調整するみたい謎のやり方で加工する。
普通の材なら一発で加工できるのに大変です。なのであまり白樺は関わりたくないかも(笑)
ちなみに床も樺ですね。
ウォールナットのテーブル。
ま、このくらいの材なら100万してもおかしくないでしょうね。
だからエボで製作したバストゥーンウォールナットこのテーブルが300万と言っても全然普通です(そんなに請求しなかったけど(笑))
「バストゥーンウォールナット。」
カリフォルニア産ウォールナットとイングリッシュウォールナットを接ぎ木したクラロウォールナットに更に、イングリッシュウォールナットを接ぎ木した木。自然界に自生していない樹種の為、 流通量が極端に少なく、大変希少価値の高い一枚。
実際にこういう形の家は絶滅危惧種です。今じゃ屋根平ら、煙突無しですから。
師匠に会いに行くも。。。いない・・死んだとはニュースになっていないから6月に又こよう。
ということです。