カオナシ木材と糠に釘じゃないと生き残れないよ(謎)
さて、明日から師走です。
様々な年末イベントなど
目白押しの方も多いと思いますが
プレゼントはRevo!
という事でよろしくお願いします。
キッチン製作。
山登りなら5合目位。
重い天板に手を挟みジンジン。
薬指の爪の間に長く太いトゲが刺さり、
運悪く刺さったまま折れて爪の中で
トゲを飼いながらの作業(泣)
エボOBさんなら知っている方も多いかと。
サッシ屋の大屋君。
北見工業高校卒業後14年間在籍したが、
先月この業界を去り、
違う業界に行ってしまいました。
色々世話になったので、
大屋君と関連性のある下請け招集し送別会。
又若い優秀な人材が一人いなくなる。
寂しい・・・
5,000円税込で
和牛食べ放題、飲み放題付き。
いい店だけど、最近混みすぎて予約が・・・
手前の二人のように、
糠に釘のような脳みそと
心臓に毛が生えている奴じゃないと
ビルダー相手の建材営業職は厳しいかもな。
現場の大工(特に60越え)なんか
アレ持ってこい
コレ配達しろ
ソレも一緒に
と、何語かわかんない言葉で話す。
もし勘違いでもしようものなら
もう、でっかい声で現場で怒鳴り散らす。
その受け皿の営業は大変だ。
見た目と違い根性はある奴だったけど、
一番の転職理由は、
この業界の将来性を感じなくなったこと。
なんも言えねー。
左の奴位になると
糠に釘ではない。
水に釘(笑)
木材屋の営業。
この前、滅多な事で怒らない僕を怒らせる。
罰ゲームのつもりでやらせたが、
どうやらこのコスプレを気に入ったようだ。
携帯電話、インターネットの普及により
メール、SNS、直電と
彼ら建材営業マンへの連絡はまるで拷問のように
スマホは色んな音が鳴りっぱなしだ。
特に現場の末端にまで行き届いた
携帯電話は段取り八部が大切なこの世界で
仕事が出来ない奴らをどんどん増やしている。
思いついたらすぐ電話。
そして出れないと出るまで鳴らし続ける。
かける方は良いかもしれないが
あんたの電話を常に待ち続けているわけではない。
これが電話を受ける相手にとって
どれだけストレスになるか。
そして
「アレを大至急現場に持ってこい」
今言わなくても昨日言えただろうに。。
更にちょっとでも遅れれば逆切れ。
「早く持って来いっつーの!」
これが建築現場の実情。
若者が業界に入ってこないのも、
そして去ってゆくのも理解できる。
今年の夏くらいだったかな?
大屋君は誰より早く僕に仕事の事で相談に来た。
真面目なもんだから、人に迷惑かけたくない。
でも、もう、その時の顔は限界の表情だった。
「そんなん、バッくれちゃえよ」と僕は言った
会社を辞める事なんて簡単さ。
ただ普通に明日から会社に行かなけりゃいい。
それだけの話。
人手不足の売り手市場。
全く持ってビビること無いね。
若い人たちに仕事はいくらでもある。
「お前ら会社辞めても厳しいぞ」
「この業界では生きて行けなくなるぞ」
そんな嘘つき年寄りの囲い込む脅しに惑わされないで、
もっと自由に生きて欲しい。
困るのは若い奴らじゃなく、年寄りなんだから。
大屋君ありがとう。世話になったね。
次のフィールドで活躍すること期待してます。