ダイナミック・アタック1000
飲食の方には悪いと思いながらも、年寄りだし繁華街に出ることもしばらくなかったわけだけど、長年北見で愛されてきたお店が閉店という事で数か月ぶりに繁華街へ。
まずはポールスタービルのビストロで夕飯食べた。やっぱここ。すげぇ旨い。どれを食べてもソースが旨い。ワインも進む。
そしてマスターの店へ。
最後に写真を撮らせて頂きました。僕とここに行ったエボ奥さんも多いかと思います。「バーテンダーが貴方の為だけに作ったカクテルを他人と回し飲みするのは失礼です」とか、お酒のマナーを沢山教えていただきました。先生と言われる方やレジェンド経営者が多く通うお店で、僕みたいなひよっこは相手にされないはずですが、ラリーが大好きなマスターということで、車の話をいつも楽しそうにしてくれました。
そしてマスターの宝物を頂いてしまいました。見る人が見ないとさっぱりわかんない代物ですが、昭和56年に帯広、北見、紋別あたりで行われた1000キロを全開で走る伝説のラリー「ダイナミックめアタック1000」の参加賞のタバコ。、この距離は多分今でも国内において最高記録の距離かと思います。僕自身も19歳の時ですから当時の事は知りませんが、後々語り継がれているラリーです。
当時の西交番の隣のバイク屋さんの更に隣に自動車部品屋さんがあり、確かその2階に「喫茶GT」という走り屋のたまり場があり、昼間その喫茶店を経営していたのがこのマスター。そこから世界のラリーにまで行ったドライバーもいる。この喫茶店が中心となって開催されたラリーが「ダイナミック1000」だ。以前店にあったこのタバコを偶然見つけた時に色々お話を聞いていて、今回もう一度当時の話をタバコの箱を見ながら当時のラリーの事を聞くことが出来ました。大切そうにしていただけに、頂いた時嬉しくて泣きそうに・・・ならないけど。嬉しかったー。まぁ、しかしコロナめ。ったく。あーあ。寂しいです。