ギャランドゥ？？

いやー。。寒いですねー。
ちょっと、はいねさんの文章力にはかないませんが、
下記、、本日起きた事実です。話は盛ってません。。

今日は朝から銀行に行って、とある不動産の代金決済日。
9時にシャッター開くと同時に信金さんで大金をおろして、
9時30分に北洋銀行に行く。
ほぼ毎日行っているコンビニのペコちゃんのクジが気になったけど
大金抱えて寄り道は出来なかった。。
あーー、ペコちゃんのテーブルほしーなー・・・

まぁ、小一時間ほどで、無事手続きは終了。。
北洋銀行から帰ろうとしているときに事件は起こる。

なんかいつも鳴らない携帯電話がたくさん鳴っていたらしく
着信履歴が3件ほど。。
銀行の駐車場に停めてある車に入り、色々電話してあーだこーだと20分。。

さぁ、出発。

地元の人なら知っていると思うが、街の中にある北洋銀行の駐車場は
踏み切りの遮断機みたいゲートの棒が付いていて、
出るときに銀行からもらった、無料駐車券を差し込まなければ開かないわけで、
まぁ、、普通に駐車券を入れる。。

あれ？？

「不足金100円」とデジタル表示。

あーそーかー。
駐車場で電話をしている間に、無料時間が過ぎたようだ。。

財布を取り出し、、、

うわーー。。

細かいのが全く無い。。

いや、、大丈夫。
デキル男はこういう「いざ」と言うときに備えているものだ。
僕の車にはこういう時のために、500円程度の小銭を車の小物入れに必ず入れている。

蓋をあけると・・・

バカな。。

一銭も無い・・・

そんなはずは・・・

でも、、現実ない。。

小銭泥棒にあったのか？？

うわーーー。。。

この車、、内装は全く同じだが。。
僕の車じゃない・・・

僕のランエボは、北見三菱に修理にいっていて
これは。。「代車」のギャラン・・・

ギャランのバカやろー。。
ゴミ一つ落ちてやいない。。

まぁ、そんな大した怒ることもないか。。

とりあえず、バックして再度駐車して両替してこよう。。

ルームミラーを見る。。

ピタリと張り付いた軽自動車が二台。。

万事休す。。バックできない！。。

あの駐車場に行った人ならわかると思うが、
2台も後ろに並べば、もうどうにもなりません。
あと一台並べば、対面の入り口のゲートもふさぎ
入る車にも影響が。。。

おちつけ・・・

とりあえず、後ろの車にバックしてもらおうかと車を降りた。。
2台後ろの自動車に近づこうと思ったら。。

どう考えても、バックするのが苦手そうな

そう、、
細い雪道ですれ違えないのに、ど真ん中を堂々と向かってくる
あのタイプのおば様がにらんでる・・・

どう見ても、「バックしてください」なんて頼めないオーラ出しまくっている。。

大ピンチ。。

すぐ後ろの軽自動車に目をやると・・

うわーーー

かわいーー♪

ブザービートで悪役を演じる以前の
純潔な相武紗季ちゃん似の女性が乗っている。。

おっさんの脳みそ、、フル回転！。。

「すいません。。100円貸してください！」

あまりに切羽詰って見えたんだろーなー。。
バックから財布を取り出し笑顔で

「全然、、いいですよーー。。差し上げますねー」

後ろのイライラ顔の雪道ど真ん中ばばぁを横目に思う。。
やっぱ、、美人は性格も美人だ！

彼女が小銭を出す間の、わずかな時間に
おっさんの脳みそは更にブーストアップのフル回転。。

妄想・・・
「まず、駐車場を出たら、自分の名刺を渡し、彼女の連絡先と住所を聞く。。
そして、後日借りた100円と、100本の薔薇の花束を抱えお礼に行く。。
彼女はその紳士的な顔のでかいおっさんに惹かれ。。。・・・うふ♪」

がっ！。。

現実は甘くなかった。。

「すみません、、細かいのありません！」

うわーー、、細かいのどうでもいいから、
この妄想を何とかしてくれーーー。。

一期一会。。

49歳。
どんなピンチもチャンスに変えてきたおっさんも、
今回ばかりは空回り・・・

気が付くと、雪道ど真ん中ばばぁの後ろにもう一台増えている。。

やばい。。

にこやかに相武紗季ちゃんに・・

「ありがとうございます、、銀行に行って両替してきますから
少しだけ待っててください」

相武紗季ちゃん「あ、、全然いいですよ。。焦らないでいいですからね♪」

おお、、やはり美人は、、以下省略。

20メートル先の銀行に走る。。

両替機はガラガラ。。。

よしっ！

うわーーーーーーー！

絶体絶命！

財布はギャランの助手席だ・・・・

ギャランのバカやろう。。

つい一時間ほど前に、大量の札束をもって颯爽と登場した
仕事のデキル顔のでかいおっさんは
再度銀行に入場時は、たった100円の金が無いために、、、・・・
あーーーあ。。

あたりを見渡す。

ここは、お金がいっぱいある銀行。。

でも、カウンターで金を出せとは言えない。。

あ、、、

ここから見て、一番奥のはるか遠くの、
頻繁に行く住宅ローンの担当のねーちゃんに借りようか？？
しかし、、あの美女にカッコ悪いところは見せたくない。。。

時間は刻々と過ぎる。。

目の前に、キャッシュコーナーでお年寄りとかに使い方を指導している
女性行員発見！

いいこと考えた！

ミスタービーンのテレビを何度も見た知恵が
こんなときに役に立つとは！

「すみませーーーん！
なんか、駐車場大変な事になってますよー。。
100円不足で困っているみたいで、僕も助けたいけど小銭無くて・・・」

「どうしたらいいですか？」と行員さん。。

「無料駐車券くれませんか！。大至急！」

僕は親切おじさんになりすます。。

通じた・・・

行員さんは小走りで、窓口カウンターへ。。

無料駐車券をもらう

「大丈夫ですか？？？」行員さん。。

低い声で・・「あとは僕にお任せください！」。。とスパイダーマンの雰囲気で。

行員さんが絶対追いつかないくらいの全速力で車に戻る。

車の列は増えてなかった。。

相武紗季ちゃんに深々と礼をして、雪道ど真ん中ばばぁは無視。
お前がバックしてくれれば、こんな目にあわなかったんだ。。

逆恨み・・・

いや、、待て。
ど真ん中ばばぁがバックしても、
駐車券の入ったままの清算機に変わりはないんだ。。。

完全に、偏見の逆恨み・・・

無料券入れて遮断機が開く。。

いやーー、、多分数分の出来事だったと思うけど
凄く長ーーーく感じました。

帰り道

相武紗季ちゃんとの一期一会が叶わなかった事が残念でならない。。

あ、、そーーか。。

今度この手をわざと使う新種のナンパ方法を編み出そうか！

失敗は成功の元。。

気を取り直し、事務所で一生懸命お仕事。。
お店は激混み。。売れれば売れるほど貧乏になるシステム。。
考えたのは僕・・・

リニューアルしたら絶対又買いに来てくださいねー。。

仕事帰り、朝ペコちゃんのクジを引けなかったのを思い出す。。

よーーし、、今日は絶対ペコちゃんのテーブルを当てるぞーー

が、、、

ペコちゃんのクジの棚が、、、

バレンタインのチョコレートコーナーに変わっているではないか！

あーー、、一瞬固まった。。

チョコレートなんて、、い・ら・ね。。

クジを引かせてーーー。。

20時。
反省も兼ねて、10キロの徘徊に出かける。

うーーーー、、

マジ寒い。。

あーあ。。
お前たち。。

いい毛皮着ているなぁー

今日は何か疲れた。。